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うずら日誌 -uzura diary-

北京より戻りました

無事に帰ってきました。

本当に本当に感謝でいっぱいです。

展示会前々日の夜に北京入りし、前日の搬入から参加しました。
今年に入ってから毎月のように柏まで来てくれていたネーネーさんとジュディの愛はすでにいっぱいもらっていました。搬入当日は、二人に加えスタッフの皆さん、お花屋さんの情熱とエネルギーがすごい!我々の帽子と靴のためにこんなにもみんなが動いてくれている!!夜中まで!!! それが本当にありがたく、力を貰いました。

展示中のことを少し書きたいと思います。
まずはオープニングイベントだったワークショップとライブトークショーについて。


ワークショップはネーネーさんの通訳で行いました。日本語でもかなり複雑な説明もあるのに大丈夫なのかな、、、と不安も多かったのですが、いざ手を動かし始めると、日本でやるのと何も変わりはありませんでした。皆さんの作業する手を観察するのは、私の怪しい趣味かもしれません(笑)が、日本でも中国でも個々は個々です。いろんな人がいていろんな動きがあって楽しかったです。今回新しかったのは、お母さんが娘さんのぬいぐるみのためのファーストシューズを作っていたこと。赤ちゃんのために。ぬいぐるみのために。きっと他にも用途?はあるのかもしれない。すごくいいな〜と思いました。
あと、これは余談になるかもですが、初日のワークショップの後半に、もしかしたらライブの始まる時間までに全員縫い終えることができないかもしれない事をネーネーさんに伝えた時、彼女は「大丈夫、みんな(参加者の方達)を信じて!」と言いました。最高。と思いました。私は時々、『信じる』の力が弱るときがあります。はっ!!としました。
結果、本当にギリギリだったけれど、なんとかライブは時間通りに始めることができました。

夜のライブトークショーについて。
始まりから涙がどば===っと出てもう大変でした。
なかなか涙を見せない収氏も泣いていました。
タテタカコさんは自分が20代の頃から存じ上げている方でしたが、今こうして同じ時間を共有させていただく時が来るなんて、帰ってきて数日経ちますが、時間が経てば経つほどに夢だったのかもと不思議な気持ちです。
タテさんの歌は、心の奥深くまで入って来て、我々にとって、とてもとても大切なものになりました。
帰ってきてからもCDリピートが止まらない。今も聴きながら書いています。
出会わせてくれたchappo、本当にありがとう。
北京まで一緒に来てくださったタテさん、PAの村松さん、本当にありがとうございました。一緒に過ごせた6日間は忘れられません。

chappoのトークショーもとても興味深いものでした。
彼自身もお客様に質問された事によって、改めて考えたことがあった、というようなことを言っていたけれど、とても有意義な時間だったように思います。
作り手それぞれにいろんな想いがあって、作っている。
chappoもchappoの想いを正直にまっすぐに話していました。
いつか日本でもこういう機会があったら素敵だな〜と思います。
みなさん、その時は、ぜひ!


そしてそして、オーダー靴と即売靴。
これも受け入れていただけるのか非常に不安でしたが、やっぱり日本と変わらずで、
興味を持ってくださる方はいるのだな。搬入時に早速オーダーが入ったりして、ホッとしたし嬉しかったです。
展示会を通してとても印象に残っていることは、お客様みなさまとても楽しそうに自由に試着してくださることです。鏡の前でポーズをとって確認したいので鏡の取合い。帽子も靴も、気になったら被ったり履いたりしてみる。その思ったらやってみる、の素直なというのかな、直接の反応が、作り手としては嬉しかったし励みになりました。
また余談だけれど、靴紐の結び方はなぜか多くの方が縦結び!キャ!!みんな猫村さんなの?!?と心の中でとても楽しみました。


はぁ、かなり短縮して書いたつもりですが、やはり長くなりますね。。。
多分細かく書いたらこの10倍くらいの文章になってしまいそうです。

初めての北京での展示受注会。
みなさんの力をたくさんおかりして、とても良い時間を過ごすことができました。
本当に本当にありがとうございました!!!謝謝!!!

火鍋の写真がネーネーさんとジュディ。
ウズラに新しい空気を運んで来てくれた大好きな二人。感謝してもしきれないほどです。そして、この二人に出会わせてくれたのは、山口の二象舎のカズさん、めぐさんです。二人にもでっか〜い感謝を!!!!!

写真のかぼちゃさんはオーナーの鈴木さん。
鈴木さんの広〜〜〜い心。感謝します。
鈴木さんの笑い声が聞こえたら、どんなことでも大丈夫なんじゃないかと思える。
今回たくさん話して、とっても面白い方だということがわかりました。
またお会いできる日が楽しみです!

そして、我々が家にいない間、たび先生の面倒をみに来てくれた、みのりさん、けいちゃん、ふくちゃん、がいなければ、我々は安心して展示会に専念することは出来ませんでした。本当にありがとう。

北京で元気をいっぱいいただいたので、製作もどんどん進めていけそうです。
お待ちくださっている皆様、届けます!

もう終わったみたいな感じに伝わってしまったかもしれませんが、
北京、鈴木商店での展示会『重奏』は4月21日まで続きます!(即売商品のみ)
ショーケースに入っている靴の名前は『ensamble 重奏』

<写真>
タテさんの幻想的な写真はジュディがポラロイドで撮影。
集合写真、ネーネーさんとジュディの写真はPAの村松さんが撮影。
かぼちゃの鈴木さん写真はタテさん撮影。
拝借しました。謝謝。

最後は宿の玄関。
みんなうずらだよ。
は〜〜〜うれしいよ。うれしいよ===

あっ!!!
お留守番を頑張ったたびくん!えらい!!!!!
ありがとう♡

uzura 北京に行ってきます


4月です。
いつもまにか梅の花たちはすっかりしぼんで
桜がパカパカと咲いている。

4月はuzura、初めて海外で展示受注会をします。
帽子のchappoと一緒です。
タイトルは『重奏』
場所は北京の鈴木商店です。
鈴木商店のネーネーさんとジュディはとてもとても熱心な方達で、柏の工房へもなんども足を運んでくれました。展示会を一緒にやるというときに、やはりそれは我々にとって国や場所でなく、人だな〜というのを再認識した機会であったかもしれません。


そして、ついに展示会の日が近づいています。
ドキドキもありますが、北京のお客様たちにも
しっかりとオーダー靴のことを紹介してきたいと思います。
興味を持っていただけたら良いな〜〜

4月6、7、8日が在廊予定です。
6、7日は昼間はuzuraファーストシューズワークショップ、夜はタテタカコさんのライブとchappoの質疑応答コーナーもあります。
今からとても楽しみ!
詳しくはこちらをご覧くださいませ。
https://mp.weixin.qq.com/s/Ou8ohq-FhHnhoDUSFH_Cxw

行ってきます!!

はじめての靴磨きワークショップ

春ですね!
日々、経過が早いです。おそろしい…
うずらは、作って作って修理して、散歩して、空をみて、作って作って修理して…
新しい家で、落ち着いてじっくり作業ができている感じの日々です。やはり、引っ越してから、気持ちも含め、色々落ち着くまでには時間がかかるものですね。

さて、3月は、高円寺のアムレテロンで靴磨きのワークショップをします。
タイトルも『はじめての靴みがき』となっていますが、マニアックな靴磨きではなく、靴磨きぜんぜんやったことがないけど始めてみようかな。と思ったりしている方たちのはじめの一歩になれたらうれしいな。というようなワークショップです。

道具はuzuraのを使っていただけますし、人数も少ないワークショップですので、質問などもしやすいかと思います。
ぜひご参加くださいませ!

(ワークショップは、uzuraひろみが行います)

詳しくはアムレテロンのページをご覧ください。http://amleteron.blogspot.com/2019/03/uzura.html?m=1
下の方に移動していくと、ワークショップの情報が出てきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

2o19

みなさま
あけまして
おめでとうございます

年末感があまりないうちに
2019年が始まりました。
いつもとあまり変わらない1日の
はじまりです。

2018年もみなさまに支えていただいた一年でした。
みなさま、ありがとうございました!!!
本当に感謝しかありません。

2018年は、大きな出来事として
引越しがありましたが、
例年より多く展示会も予定してしまっていたため、
盛りだくさんなことになってしまいました。
自分たちは、予定の組み方が上手くないことは知っていましたが、体力が続く範囲とできる範囲を超えてしまっていました。
反省です。。。

とは言え、一つ一つは全力で頑張った。
納品は遅れてしまっております。
が、やはり一足一足しっかりと向き合っています。
そして今年もそうありたいと思います。

2019年は、4月に北京、9月に参宮橋、12月に西荻窪で展示受注会を予定しています。
納品は年末まで埋まってしまっているので、
一つ一つ楽しくしっかりと製作して行きたいと思います。
順番に作り届けて行きますので、
みなさま、引き続き、
uzuraをどうぞよろしくお願い致します。

今年は除夜の鐘が鳴っているうちに裏の神様にお詣りしてきました。
お札をいただいて、甘酒をいただいて、火を灯りにおみくじを読みました。
その時間がとても良かったです。
今年もがんばるぞぃ!

uzura village 2018

12月です!ね。あわわわわ〜〜
明日から経堂の芝生で展示会です。
お時間ございましたら是非お越しくださいませ。
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手作り靴屋uzuraは
2004年に始まりました。
始まった時から架空の
「うずら村」
というのがあり、
そこに住んでいるみんなに
似合うような靴を作る。
というのがuzura二人の
共有している意識です。

2004~2012年くらいまでは
展示会タイトルも
『uzura village party』
『ウズラヤマスポーツ』など
うずら村を意識したものが
多かったです。

その後、フォーマルな靴を製作
することが増えてきたと同時に、
靴と足の関係にどんどん集中して
いくようになりました。
展示会では、お客様の足を
しっかり見る、測る、
という事に重きを置き、
うずら村に対する意識は
少しずつ薄くなっていたのかも
しれません。

足と靴、靴と足。。。
やればやるほど難しい。
でも、お客様が喜んでくれるのは嬉しい。
そうやってたくさん靴を作ってきて、今。
2018年。
そういえば、
うずら村の今ってどんな風景だろう。
と思いました。

uzura二人それぞれがそれぞれに作りたいものを作ってみよう。
そうすれば、今のうずら村の空気がわかりそうだ。
それをやってみた展示が今回の『uzura village 2018』です。

自分たちの実験のような展示会。
だけど、みなさまにも楽しんでいただけたらいいなと思います。

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『uzura village 2018』
期間:2018年12月1日(土)〜9日(日)※水、木曜休み
時間:13:00~19:00(最終日は18:00まで)
場所:cafe +gallery 芝生 
   東京都世田谷区経堂2−31−20
在廊日:1、2、3、8、9日 ※オーダー靴は在廊日のみ受注可

山梨ナノリウム

時々行きたくなる富士山の麓のギャラリー、ナノリウム。
今回、お誘いいただきまして、2日間、小さな受注会・相談会を行います。

靴をオーダーすることに興味はあるけれど、まずは話を聞いてみたいという方も多いかもしれません。また、東京や千葉は遠くて行けないけれど、山梨なら近い!というお客様も。ぜひお出かけくださいませ。
今回は全部のデザインは持って行けないので、もしこのデザインの靴を実際に見てみたいなどありましたら、お問い合わせのページから連絡いただけたらと思います。
持っていくようにしますので。

月の形の薪ストーブのあるナノリウム。
暖かな空間でお茶しながら、足をはかったり、お話しできたらな、と思っています。

期間中、ギャラリースペースでは、
梶 なゝ子 展「時をほどく」
開催中です。
みてみたい展示だったので、すごく嬉しい。

みなさまぜひお越しくださいませ。

場所:ナノリウム 山梨県富士吉田市上吉田4583-6
日時:2018年11月4日(日)13時くらいから19時くらいまで
   2018年11月5日(月)10時くらいから15時くらいまで
電話:0555-24-2938
地図等はこちらを→ https://nano-rium.jimdo.com

お待ちしております!

こちらは、また改めて書きますが、
2018年12月1〜10日は経堂の芝生で展示会を予定しています。
受注会というよりは、即売の靴やサボ、小物が多い展示会です。
こちらもぜひお越しくださいませ。

もみじ市、ありがとうございました!


もみじ市のワークショップ、
今年もたくさんの方が参加してくれました。
ありがとうございます!

今回は人数が多かったこともあり、
お家でワークショップしているような感じになれば良いな〜と、家中の布(ブルーシート、ヨガマット、でっかい布、もりよさんの座布団)をかき集めて持っていきました。赤ちゃん連れの方は一緒に座ったり、ねっころがったりできたのが良かったな〜と思っています。
通り過ぎる作家友達たちには、うずらんちじゃん。とか、宴会場?!とか言われた。(笑)

ワークショップ中、行き届かずにお待たせしてしまった場面もありましたが、
みなさん笑顔で帰っていただけて、ホッとしました。
ありがとうございました!

参加してくださったみなさんのファーストシューズ完成の写真は、Instagramにアップしましたので、良かったらご覧くださいませ。
こちらをクリック

またどこかでお会いできたら嬉しいです。

10月は『もみじ市』です

今年のもみじ市でもワークショップをさせていただきます!
2018年10月13日(土)です。
今年はもしも天候が悪かったら近くの屋根付きの場所でできるようですよ。
安心ですね。
みなさま、ぜひご参加くださいませ。
ただいま予約受付中です。
詳しくは、もみじ市のワークショップのページをご覧くださいませ。

http://momijiichi.com/2018/creators/uzura-ws

また、今回は「ファーストシューズを訪ねて」と題して、今までのもみじ市ワークショップに参加してくださった方にインタビューをしております。参加者みなさん、それぞれに感想を持ってくださっていて、ありがたかったです。ぜひ読んでみてください!
ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!!

http://momijiichi.com/2018/creators/uzura

そしてそして、今年のもみじ市は盛り沢山で、コラボ企画というのがありました。
uzuraは帽子屋さんのchappoとのコラボ。
帽子も靴も木型を使う、というのが共通点。でも使い方や道具、お互いに知らないことがありそうだったので、chappoは靴を作ってみる、uzuraは帽子を作ってみる、というのをやってみました。発見がたくさんあったし、やはり体験するっていうのは面白かったです!
コラボ企画のレポートはもみじ市のchappoのページでご覧いただけます。
こちらもぜひご覧くださいませ〜
近々アップされるみたいです。

http://momijiichi.com/2018/creators/chappo

ホームページの更新も久しぶり。。。
uzuraは引っ越して半年が経ちました。
あっという間ですね。

ご注文いただいたお客様、修理をお預かりしているお客様、
皆様にお待たせしてしまっており、ご迷惑をおかけしております。
大分追いついてきたので、引き続き皆様にお届けできるよう作業すすめます。
どうぞよろしくお願い致します。

寅印菓子屋さん


今回の展示会では、寅印菓子屋の寅さんが
お菓子を作ってくださいました。
以前、『えとえとがっせん』という絵本の原画展の時に
寅印菓子屋さんが絵本に合わせたお菓子を出されていた、しかもすごく美味しかった!ことを知っていた私は、企画者であるingのみさいさんから寅さんのお名前が出た時に、「寅印菓子屋さんにお願いできるならばぜひコラボを!」と瞬間的に思ってしまいました。

今回の展示会は、「伝える」ということを自分の中で意識していました。
うずらの靴はこうやって作っています、そして、うずらの靴にかかわらず手作りの靴の、例えばヒールは革を重ねて削っての繰り返しでできているよ、とか、こんな道具や材料を使っているよ、とか。そういうことを伝えたかった。そのきっかけがお菓子だったら、それはとても身近に感じていただけるのではないだろうかと思ったのです。そのことを寅さんにもお伝えしたら、面白がってくれました。
しかも寅さんは勘がいい。(と私は思う。)工房にも足を運んでくださり、いろんな事を受け取ってくれた感覚がありました。

そしてそして、開発してくださったのがこのお菓子たちです!
ヒールのだんだんケーキはしっとりと、色もついている革ロール(本物の革ロールの写真も載せておきました。そっくりですよね。)はサックリと、uzuraの卵は後味がビターで大人なクッキー。
それぞれが本当に美味しくて、感無量でありました。
そのほかにも、定番のザッハ(初めて食べたとき衝撃でした!)、土日にはマフィンとタルトも出してくれました。嬉しかったな〜〜
寅さん、本当に本当にありがとうございました。

私としては、さらにツボだったお菓子?がありましたので、
それはまた今度。

そろそろ教室が始まります。
では、みなさま、良い日曜日を〜

context-s阿佐ヶ谷での展示会、ありがとうございました!


大変大変遅くなってしまいましたが、context-s阿佐ヶ谷での受注会、無事に終えることができました。
足を運んでくれた皆さま、
気にかけてくれた皆さま、
本当にありがとうございました!
雨の日も多かったのですが、連日たくさんのお客様が来てくださり、靴をたくさん履いてくれて、楽しんでいただいているのがうれしかったです。

今回は企画者のみさいさんと寅印菓子屋の寅さんが、我々と一緒に接客をしてくれました。本当に心強かったです。二人のおかげで、お客様も心がほぐれて試し履きもどんどんしてくれた気がします。感謝!(期間中から二人をカリスマ店員と呼んでいます。)

そして、DMの写真を撮ってくださった杉本文さん、デザインをしてくださった島谷美紗子さん、本当にありがとうございました!

そしてそして、、、
なんだか話したいことがたくさんあり、なかなかまとまりがないな。すみません。
この受注会に合わせて、楽しく美味しいお菓子を開発してくださった寅さん!本当に素晴らしいお菓子が並びました。写真もみてもらいたいので、これはまた書きます。

気づけば、梅雨も明けて、7月に入った。
引っ越しからずーっと続いていたフル回転の日々、ここらで一息つきつつ、でも納品もお待たせしまくっておりますので、たんたんと作っていきたいと思っています。
心穏やかに作れることが幸せ。